ぜんそくの症状は咳(せき)、痰(たん)、息苦しさ
ぜんそくの主な症状には、はげしい咳、粘性が高い痰、胸の息苦しさなどがあります。
その中でも「喘鳴(ぜんめい)」といって、息をするたびにのどや胸からゼイゼイと音を立てるのが大きな特徴になります。
特徴的な症状であれば、ぜんそくであると自覚症状でわかりますが、なかには痰だけ出たり、胸の痛み、息切れ、息苦しさだけといった場合もあり、自分でもどんな病気か分からないケースもあります。
ぜんそくをただの風邪と判断してしまっている人や、中高年の方では年齢の影響だと考えている人もいるようです。早めの受診をせずに放っておくと、症状が進行してしまいどんどん悪化してしまうので、どんな場合がぜんそくであるのかを確認しておきましょう。
ぜんそくの症状チェック
□はげしい咳が出る
□呼吸をするのが苦しい
□粘性のある痰が出る
□のどや胸から喘鳴が聞こえる
□痰の量が多い
□胸が痛い
□息苦しい状態が続く
□のどの辺りに違和感がある
発作は突然やってくる
発作が起こったときは非常に苦しい思いをしますが、発作が起こらないときはいたってふつうの状態と変わりはありません。発作がないときは「え?この人ぜんそく持ちなの?」と思うほどです。
しかし、甘くみて治療をしないで放っておくと、気管支が過敏になって発作が起こる間隔が短くなってきます。
ぜんそくの発作が起こりやすいときにも特徴があり、
- 季節の変わり目、温度差が激しいとき
- 夜間や早朝、寝ているとき
- 天気が悪いとき
によくあらわれる傾向があります。
自分に当てはまる症状があるときには、病院の呼吸器科やアレルギー科などに早めに診断をしてもらいましょう。
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