病院の領収書や調剤薬局のレシートを保管しておく

医療費関連の領収書は捨てないで持っておこう

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スーパーやコンビニなどで買い物したときのレシートは捨てているという人が多いですが、病院の領収書や調剤薬局で購入したときのレシートは大切に保管しておきましょう。これらは医療費控除の申告に必要になります。

 

うっかり捨ててしまった場合、その分を合算することができず、損をしてしまうので注意しましょう。

 

医療費控除は1年間の医療費が10万円以上かかった家庭が対象になります。「うちの家族はみんな健康だから10万を超えないよ」という人も、事故や災害は思わぬときにやってくるものです。一度起こるとその出費も莫大なものになりがちです。

 

領収書を保管しておくのは誰でも簡単にできるので、これだけで医療費が節約できると考えたらやるしかありません。また、医療費控除は、生計を同じくする家族であればすべて合算できます。家族にも領収書やレシートを捨てないように頼んでおきましょう。

 

ただし、医療費控除の対象になるものと、ならないものがあります。こちらのページで紹介しているので、よく覚えておきましょう。基本的には治療のための費用は対象になり、健康増進や予防のためにかかった費用は対象になりません。

 

 
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安易な救急車の利用は控えよう
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ムダな保険料はカット!医療保険の見直しをしよう
病気やケガなどに備えての医療保険ですが、毎月の保険料が高額になっている方も多いのではないでしょうか。加入している医療保険や特約などを見直して節約しましょう。
人工透析、血友病、HIVの治療は月1万〜2万円ですむ
高額な医療費がかかる場合には高額療養費制度がありますが、それでも病気によっては莫大な医療費がかかります。国が指定している特定疾病(高額長期疾病)に該当すれば、自己負担額が月1万円程度になります。