CAPD腹膜炎と感染症

CAPDによる合併症

CAPDに直接関連した合併症には、以下のようなものがあります。
このうち、腹膜炎、出口部感染、皮下トンネル感染については、患者さん本人が気づくことが診断につながります。

 

  • 腹膜炎
  • 出口部感染
  • 皮下トンネル感染
  • カテーテル機能不全
  • 腹膜機能不全
  • 胸水貯留

 

感染に関しては、緑膿菌や薬剤耐性菌などにより治療が困難となる場合があります。感染巣の進展度も考慮していきます。

 

CAPD腹膜炎の特徴と対処法

 

腹膜炎の診断は容易で、症状は比較的軽く予後は良好ですが、まれに治るのが難しい場合もあります。

 

原因は腎不全でからだの抵抗力が低下したことによるもので、起炎菌などによる感染症になります。

 

腹膜炎には、多くの場合で抗生物質による治療法が有効となります。他には、水分の管理、栄養の補充、高血糖への対策が必要になります。清潔に保つために、カテーテルの入れ替えも重要です。

 

 
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