冷やして痛みをとる冷却療法
すすめられる頭痛のタイプ → 片頭痛
やってはいけない頭痛のタイプ →緊張型頭痛、頭部神経痛
冷やして痛みをとる冷却療法は、もっともよく用いられる手当てになります。この治療法が有効なのは、片頭痛です。
片頭痛では、なんらかの要因によって頭部の血管が拡張していますので、血管の周囲の神経が広がったぶんだけ、引っ張られることになり痛みが起こります。
その痛みは、脈拍に合わせてズキンズキンとする拍動性の痛みです。
拡張した血管を収縮させるには、冷やすことにより血流を減らすのが一番よいのです。痛む部分以外にも、頸動脈などの心臓に近い部分を冷やすと、さらに血流量が減るのでより効果的に痛みがやわらぎます。
ただし、群発頭痛には激痛となるので、冷やすのは避けましょう。こちらのタイプの手当ては、薬などに頼ることになります。
冷湿布グッズをそろえておきましょう
いざというときに備えて、手軽に冷湿布ができる便利なグッズを用意しておくといいでしょう。
グッズは多くの種類が市販されています。頭痛に備えて、冷蔵庫で保管していつでも使える状態にしておくようにします。
グッズを選ぶ際は、ほどよい冷たさが持続するものを選ぶようにしましょう。冷たすぎる場合、寒くなって不快になることもあるからです。
冷却シートなら、シールをはがして貼るだけなので簡単で便利です。夜中に頭痛が起きやすい人にも適しており、寝ていてもずれたり落ちる心配がありません。冷却シートも冷蔵庫で冷やしておくと、さらに効果が高まります。
また、外出先で頭痛が起こりそうなときは、自動販売機などの冷たい缶ジュースを、こめかみに押しつけるようにして冷やすことで対処できます。
頭痛のためにあると便利なグッズ
- 熱さまシート 大人用 (小林製薬/6枚入り420円・12枚入り720円)
- 冷えピタ 大人用 (ライオン/12枚入り900円)
- アイスノンソフト (白元/1500円)
- 温冷ジェルパック (オカモトメディカル/1980円)
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